2016年3月末に突如登場した「LINE Payカード」。開始から10日間で発行枚数が20万枚を突破したほどの人気ですから、今やLINEユーザーのほとんどが持っているんじゃないでしょうか。
いきなり大注目になって、しかも早々に”最強カード”の称号を与えられた「LINE Payカード」ですが、騒がれるにはそれだけの理由があるんです。
「LINE Payカード」の注目点を並べてみました。
目次
国際ブランド付きのプリペイドカード
JCBブランドのクレジットカードに代わるカードとして、国内・海外約3,000万店のJCB加盟店での買い物や各種サービスの支払いに使えます。しかもチャージした金額の範囲での利用なので使い過ぎも防げます。
公共料金の自動引き落としや高速道路料金など、LINE Payカードでは支払いができないものもありますが、ネットショッピングやコンビニ、スーパー、薬局など、使えるお店はたくさんあります。普段使いに困ることはほとんどなさそうです。
≪LINE Payカードが使える主なお店の例≫
ネット通販・・・楽天市場、Amazon、iTunes/App storeなど
コンビニ・・・セブンイレブン、サークルKサンクス、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンなど
スーパー等・・・イトーヨーカドー、西友、大丸、松坂屋、小田急百貨店など
薬局・・・サンドラッグ、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ココカラファインなど
外食店・・・甘太郎、魚民、庄や、白木屋、COCOSなど
年齢に関係なく、LINEユーザーなら誰でも作れる
LINE Payカードは入会金と年会費が無料で、しかもLINEユーザーなら審査なしで誰でも入会することができます。限りなくクレジットカードに近いものが誰でも持てるんです。とてもありがたいことですね、これは。
還元率がクレジットカードではトップレベル
これまでのLINEフリーコインが2016年4月25日を境にLINEポイントに変わりました。クレジットカードにポイントはつきものですが、LINE Payカードの場合は100円を利用するごとに、このLINEポイントが2ポイント(2円相当)付与されます。還元率2.0%は、現在発行されているクレジットカードの中でダントツの還元率です。
一般的なクレジットカードの場合、普通に使って0.5%とか1.0%のものがほとんどです。それに比べて、支払いに普通に利用して2.0%なわけですから、このチャンスを見逃す手はありません。誰もがこれ一枚に絞って使いたくなると思います。
他社ポイントとの交換が可能
LINEポイントは他社のポイントとの交換が可能です。公式発表によるとPontaポイント、nanacoポイント、WAONポイント(予定)、Amazonギフト券との交換が可能とのこと。スタート直後から、かなり豪華な顔ぶれになっています。
≪LINEポイントからPontaポイントへの交換≫
●1回の交換で、LINEポイント100ポイントからPontaポイント100ポイントに交換できます。
≪LINE ポイントからnanacoポイントへの交換≫
●300LINEポイントを270nanacoポイントに交換できます。ポイント交換額が多いほうがレートが高くなります。
300ポイント→270ポイント
500ポイント→450ポイント
1,000ポイント→900ポイント
≪LINEポイントからAmazonギフトへの交換≫
●LINEポイント550ポイントからAmazonギフト券500円分に交換できます。
モバイルSuicaへのチャージが可能
モバイルSuicaを利用している人は、LINE Payカードでチャージすることが可能です。LINEポイントも付与されるのでかなりお得です。
銀行からのオートチャージに対応
プリペイドカードなのでチャージは必須です。LINE Payカードは「無料でチャージ」を謳っており、多くの地方銀行や都市銀行と提携してチャージにかかる手数料を無料にしています。
また、下記の都市銀行に口座を持っていれば、あらかじめ設定した最低残高を下回った場合に自動的にLINE Payカードにチャージされる「オートチャージ」機能が使えます。
・・・みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
LINE Payカードは単なるプリペイドカードじゃない!これは使えば使うほどおいしいカードです。提携先やサービス内容の拡大など、今後の発展も期待できます。
今夏には「LINEモバイル」も登場し、MVNO業界にも打って出るなど、勢いに乗っているLINEですから、最強カードを生み出しても全然不思議ではありません。この「LINE Payカード」の波に乗ってみるのはかなり面白そうですね。