ちょい得な情報を手に入れても、きちんとした節約意識がなければ意味がありません。得した分だけ無計画に使ってしまっては、貯まるお金も貯まらず、心の余裕は生まれません。

By: Tax Credits
お金の貯まる人と貯まらない人の違いについては、様々なメディアで取り上げられています。ちょっとまとめてみましたので、自分にあてはめて考えてみましょう。あなたは貯める努力をしていますか?
目次
健康志向こそ貯金の第一歩
貯まる人は健康や美容も貯めている
美しさや健康は、本来、お金を使わずとも維持できるはずのものだと言われています。
お金が貯まらない人は、無駄で余計な食べ物を摂取することで贅肉を貯め込み、不規則な生活で荒れた肌を大金をかけて整えようとしがちです。それに対してお金を貯められる人というのは、余計なお金をかけずに身体を鍛え、内臓脂肪を貯め込む代わりに貯金を貯めることができます。
貯まる人は水筒を持参している
どこに行くにも、マイ水筒を持参するひとが増えています。水筒を持ち歩くメリットは経費節約だけではありません。余計なものを飲まなくて済む、外出先での無駄な時間や手間を省くことができる、などなどの利点があります。
貯まる人は自炊や手弁当を常識としている
外食やコンビニ弁当が習慣化してしまうと、それに対して何の疑問も持たなくなります。栄養の偏り・調味料の過剰摂取は、お金をかけてまですることではありませんね。お金の貯まる人は、貯まらない人からは想像もつかないくらいに、自炊や手弁当が習慣化しているのです。
安くておいしい料理を自分の手で作ることに快感を覚えるまでになれば、自然にお金は貯まっていくでしょう。
身の回りに何を置くか・残すか
誰でも少なからず物欲はあるもの。でもその物欲の対象は、お金の貯まる人と貯まらない人とではかなり異なるようです。
貯まる人は本当に必要なものを買っている
節約意識の高さは、100円ショップの使い方でわかるという話を聞きます。100円ショップにはありとあらゆる品が並んでいますが、本当に必要なものというのは実は消耗品だけです。ついつい「100円だから」と買いはしたものの、その後使っていないもののなんと多いことでしょうか。
100円ショップに限らず、単に「買いたい病」なだけで衝動買いしてしまう傾向がある人は、それを購入して果たして何回使うだろうか、どうしてもなければならないものだろうか、と自問する習慣をつけることが大切です。
貯まる人は長く使えるものを買っている
衣類や身の回りの小物などは、量販店で安く購入できると得した気分になります。しかし、安価なものを購入しても1~2年で使えなくなったりボロボロになったりしてしまっては、たとえ購入時は安く挙げられても、それを毎年のように繰り返していたのでは節約にはなりません。
チープなものよりも、多少高価であってもしっかりしたものを選ぶことで、長い目で見ると大きな節約になるものは多々あります。
また、流行りのものに走る傾向にある人も、長く使えるかどうかという観点で考えると真逆である可能性が高いので、購入時には一考が必要です。
貯まる人は常に断捨離を心がけている
家の中が整理整頓できていない人というのは、細々したものに取り囲まれていないと落ち着かない性格の人が多いようです。「物が多い」のは豊かなのではなく、「捨てられない」「判断できない」だけなのだということに気付くと、人は「断捨離」を通して効率の良い生活に目を向けるようになり、必要最小限の物の中での生活に安らぎを感じるようになるといいます。
ごちゃごちゃしていて掃除もままならないような部屋では、正しい思考も働かず、行動に無駄が多くなります。部屋も頭の中も広く使うことを常に心がけることが、節約や貯金につながります。
節約・貯金をポジティブに考える
「ちまちま貯めて何が楽しいの?」「少しのお金をケチって貧乏くさい」という安っぽい固定観念に捕らわれているうちは、お金は貯まりません。そういうイメージが頭から離れなくて、という人は貯金は諦めたほうがよさそうです。
貯まる人は貯金自体が娯楽
「苦労して貯金をするよりも、人生を楽しく生きたい」と考える人と、お金を貯められる人とでは、思考パターンが全く異なります。貯まる人というのは貯金自体が娯楽・ご褒美なので、お金を貯めるという行為と他のレジャーや外食等を天秤にかけて悩むということがありません。
使うことでストレスを解消する人と、使うこと自体がストレスになる人。この二者は別次元で、比較になりません。
貯まる人は1円の価値を知っている
昔から使われる「1円を笑うものは1円に泣く」という諺は戒めのニュアンスが強い印象がありますが、「たかが1円」と考える人と「1円は大金」と考える人とでは、お金に対する愛情に大きな差があります。「1円に笑うものは10円で大爆笑」という言葉を家訓の1つにしている家庭のドラマがありましたが、お金を愛する人のところにしかお金は集まってこないというのはよく言われていることです。
情報に耳を傾け、自分の頭で考える
貯金ができない人には「節約」「倹約」を美徳と考えず、性格がオープンで大らかで、思考が楽観的な人が多いと言われています。また、良くも悪くも”お人良し”だったり、協調性が高いけれど周りに流されやすかったりするようです。
貯まる人は「いざという時」のことを考えている
「たぶんなんとかなる」「自分だけはきっと大丈夫」という根拠のない自信や楽観視は、貯金のできない人に多く見られる特徴です。貯められる人というのは、何かあった場合のことを常に頭の中でシミュレートしています。
いつ何時にどんな臨時の出費が発生するか、どんな不測の事態が起こるかは、予測するのは不可能です。しかし、事前に考えている人と、考えることを拒否している人とでは、いざ事が起こった際の判断や行動にも差が出ます。また「備えあれば憂いなし」の言葉どおり、念頭に置いておいた方が心穏やかに過ごせるというものです。
貯まる人は情報収集を怠らない
何かを買うときに、どうすればより安く購入することができるか、と考えることはエネルギーを要します。しかしその努力を怠っていると、思考力はどんどん低下する一方で、言われるままに散在する結果になりかねません。考えるのが面倒くさい、という人は貯金とは縁がないと考えたほうが無難です。
「節約のための計画を立てる」「口コミ等の情報を集めて比較検討する」「リスクとリターンを考え、予測値を立てる」といった頭の中での作業が習慣化している人は、貯金にも自主性・計画性をもって取り組むことができます。
貯まる人は自分の頭で考え、行動する
「周りがそうしているから」「流行りだから」という判断基準で行動している人は、お金を貯めるのは難しいかもしれません。また、他人が勧めるままに商品を購入したり、儲け話に乗ったりして、結果的に良かったと思えることは少ないでしょう。
「金は天下のまわりもの」と本気で考えている人のところには、残念ながらお金は回ってきません。成り行き任せにせず、自分で考えて行動する癖をつけるようにしましょう。
いかがでしたか。自分自身に照らし合わせてみた時に、あなたは貯金が貯まるタイプでしょうか。それとも・・・。
もし本気で貯金をしたいと考えているのであれば、今からでも間に合います。生活習慣や考え方について見直しをしてみましょう。