ネットで申し込める「シンプルなお葬式」で話題の『みんれび』が、2016年10月から「お迎えフリー」サービスを全国で提供開始しました。
→定額のお葬式『シンプルなお葬式』にて、「お迎えフリー」を全国で提供開始(公式)
この「お迎えフリー」サービスはかなり現実に即したサービスだということで話題になっています。病院で亡くなった方のご遺体を、みんれびが提携する葬儀社の一時安置場所あるいは自宅(いずれもお迎え場所から50km圏内)へ搬送し、一時安置している間に「シンプルなお葬式」の葬儀プランの説明を受けるというもので、依頼受付時から24時間以内に「シンプルなお葬式」のプランにするか他の葬儀社にするか検討し、万が一「シンプルなお葬式」に決定しなくても24時間以内であれば搬送・一時安置費用は無料だとのことです。
実は筆者は最近、身内の葬式を出したばかりなので、このサービスの凄さがよくわかる気がします。病院や施設というのはご遺体を長いこと置いておいてはくれないので、早めに引き取らなければなりません。事前に葬儀社と契約しておくことが可能であれば、電話一本でその後の様々なことが進行するのですが、そうでない場合の方が多いと思われます。
以前に知人の母君が病院でお亡くなりになった時は、病院側から「霊安室に空きがないから早く運び出してほしい」と言われ、亡くなった母君を自家用車の後部座席に乗せて家に運んだそうです。急な出来事に動揺するばかりで、頭が真っ白になりそうな時、とりあえず安置させられる場所を確保してくれるサービスの存在は、実際かなりありがたいことだと思います。
みんれびはこれまで、定額で安心な「シンプルなお葬式」や、Amazonで申し込める「お坊さん便」、支払いを式後に行える「コンビニ後払い」の導入など、斬新な手法で葬儀の透明化に挑戦してきました。また最近では、葬儀社専用のクレジットカード決済システム「シンプルペイ」の提供も開始しています。
→お坊さん便を運営する 株式会社みんれび、定額のお葬式『シンプルなお葬式』にてコンビニ後払い決済を初導入
近年は寺とのつながりを持たない家庭も多く、葬儀の際にはいろいろと難儀をすることも多いようです。時代に即した新しい形の葬儀は、今後ますますニーズが高まるのではないでしょうか。