消費税増税だし軽減税率で複雑だし、外食よりも家で食べたほうが気楽でいいかも・・・。でもやっぱり時々は外食の味を楽しみたいなあ。
そんな思いを抱く人たちが増えるにつれて人気が高まっていくのが出前・宅配サービスやフードデリバリーサービスです。家に居ながらにして外メシがいただけるというのは大きな魅力ですね。
主要な5社のキャッシュレス状況を比較してみました。ついでにお得な方法もチェックしましょう。
目次
出前館
フードデリバリー業界の最大手「出前館」。登録店舗数も18,000店舗以上とダントツの多さです。
朝日新聞の配達店と提携しているため、地域事情をよく知っている配達員だという点も安心感があります。
AmazonユーザーならAmazonアカウントを使って注文できるのでかんたんです。
キャンペーンもいろいろあるのでお得に楽しめます。
店舗によっては「出前館クーポン」が使えます。
出前館 | |
登録店舗数 | 18,000店舗以上 |
クレジットカード | 利用できる |
電子マネー | 利用できない |
QR決済・スマホ決済 | Apple Pay、Amazon Pay、LINE Pay auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、Y!mobileまとめて支払い |
ポイント制度 | Tポイント |
アカウント連携 | Amazonアカウント |
⇒公式サイト |
LINEデリマ
LINEの持つ強力なマーケティング力で店舗数を伸ばしているLINEデリマ。会員登録不要、LINEだけで注文ができ、出前情報もLINEで受け取れるので利用しやすいのが特徴です。
キャンペーンを利用するとお得です。
LINEデリマ | |
登録店舗数 | 16,500店舗以上 |
クレジットカード | 利用できる(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners) |
電子マネー | 利用できない |
QR決済・スマホ決済 | LINE Pay |
ポイント制度 | LINEポイント |
アカウント連携 | LINEアカウント |
⇒公式サイト |
dデリバリー
NTTドコモが運営するデリバリーサービスなので、ドコモ払いやdポイントに対応していて、どこもユーザーにとってこの上なく使いやすいデリバリーサービスといえます。
もちろん、どこもユーザー以外でも問題なく利用できます。
豊富なキャンペーンも魅力です。
毎月、お得なクーポンが発行されます。
dデリバリー | |
登録店舗数 | 13,000店舗以上 |
クレジットカード | 利用できる(VISA/Master) |
電子マネー | 利用できない |
QR決済・スマホ決済 | ドコモ払い |
ポイント制度 | dポイント |
アカウント連携 | ドコモユーザー、dアカウント |
⇒公式サイト |
楽天デリバリー
楽天が運営するデリバリーサービスなので、楽天IDでかんたんに注文ができて便利です。楽天スーパーポイントが貯まる/使えるのも楽天サービスならでは。
キャンペーンもいろいろあります。
テイクアウトを注文しやすいシステムなのが高ポイントです。
楽天デリバリー | |
登録店舗数 | 12,000店舗以上 |
クレジットカード | 利用できる |
電子マネー | 利用できない |
QR決済・スマホ決済 | 利用できない |
ポイント制度 | 楽天スーパーポイント |
アカウント連携 | 楽天アカウント |
⇒公式サイト |
UBEReats
登録配達員がいる地域であれば、普段は出前に対応していないようなレストランからでも配達してもらえるUBEReats。デリバリー他社が扱っていないお店がたくさんある、一味ちがう宅配サービスです。
横浜、京都、神戸、大阪、東京、福岡、名古屋の一部地域にしか対応していないのが難点です。
人気のタピオカドリンクの配送があったりします。
デザートの配送も魅力です。
UBEReats | |
登録店舗数 | 3,500店舗以上 |
クレジットカード | 利用できる |
電子マネー | 利用できない |
QR決済・スマホ決済 | PayPal |
ポイント制度 | なし |
アカウント連携 | UBERアカウント |
⇒公式サイト |
デリバリーは軽減税率の対象?
お店で食べるわけではなく、お持ち帰り扱いになると思われる出前、ケータリング、デリバリーの類は、軽減税率の対象になるだろうといわれています。
実際のところ、「お持ち帰り」を配達料を支払うことにより指定の場所まで持ってきてもらうだけですから、有識者の間では軽減税率の対象にならなければおかしい、という話になっています。
お店に行かなくてもよくてラクですし、家でのんびり食べられるので自由度が高いということで、特に軽減税率導入後はデリバリー産業が伸びるという予想もあります。
デリバリーの注意点
デリバリーを利用するにあたり、どのサービスでも共通する注意点がいくつかあります。
最低注文料金がある
デリバリーには最低注文料金が設定されています。料金は店舗によって違いますが、ハンバーガー1個を届けてくれるわけではないということを覚えておきましょう。
配達は請け負い業者が行う
昔の出前と違って、お店の人が配達するわけではありません。もちろん宅配ピザのようにお店の配達員がいる場合もありますが、ほとんどの場合は請け負い業者や個人受託の配達員によって行われます。
お店からではなく、配達員から連絡が来ることもあるので留意しましょう。
クレジットカードが使えない店舗も
デリバリーサービスが料金を立て替えるようなシステムではないので、クレジットカードが使えるかどうかはあくまでも店舗次第です。どの店舗でもクレジット払いができるわけではありません。
また、ポイントを使った支払いも同じことがいえます。
営業時間内でも配達不可の時間帯がある
店舗の営業時間内のいつでも配達が可能なわけではありません。忙しい時間帯は配達受付を中止している店舗が多いので、注文受付が午後から、というようなお店が結構あります。
簡易容器で届く
ひと昔前のラーメン屋さんの出前はどんぶりで運ばれてきましたが、フードデリバリーは簡易容器で届きます。アルミや紙、プラスチックの容器が使われているのでそのつもりで利用しましょう。
まとめ
「今日は家から出たくない!」という時には、フードデリバリーサービスを利用できるととても助かりますね。
配送料などが加算されるので割高にはなるのですが、自分で出かける場合にも交通費はかかるし、増税のこともあるので、どうせならみんなでまとめて注文して我が家でホームパーティー、というのはじゅうぶんありだと思います。
上手に利用すれば決して高いわけではなく、むしろ安上がりにもなりうるフードデリバリーサービス。活用の場は広がっていくのではないでしょうか。