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【2分でわかる】キャッシュレス・消費者還元事業で得するための4つの重要ポイント

キャッシュレス・消費者還元事業は2019年10月1日から始まる消費税増税の負担を少しでも減らすために、2020年6月までの期間実施される緩和措置。

「消費税が8%だろうが10%だろうが気にしません」という人なら、それこそ気にする必要はありませんが、「どうせ買うならお得に買い物をしたい」というのが大多数の人の考えだと思います。

本記事ではキャッシュレス・消費者還元事業の概要は置いておいても、2020年6月までの間はお得に買い物ができるようにするための重要ポイントについてまとめていきます。

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目次

「重要ポイント」が重要な理由

キャッシュレス・消費者還元事業の目的はキャッシュレス化の促進はもちろんのこと、10%増税のショックをある程度の日数をかけてゆっくり和らげていくのが狙いの一つ。

その和らげ方というのは具体的に、

キャッシュレス決済に限り、支払額の2%もしくは5%の還元をする

というものです。

でもこの還元はどの店で購入してもOKというわけではなくて、「キャッシュレス・消費者還元事業 事務局審査」を通過している加盟店でなければダメ。

そこを理解した上で取り組まないとキャッシュレス・消費者還元事業の恩恵を受けずじまいということにもなりかねません。

ですから以下に挙げる「重要ポイント」を踏まえておくことが重要です。

重要ポイント① 大きなお店は加盟店に入っていない。中小規模事業者が対象の事業。

事務局審査を通過している加盟店は、原則として中小・小規模事業者です。大手の小売店はもともと対象にすらなりません。

対象店舗は2019年9月11日時点で、下記リンク(PDF)で確認できます。

※9月中下旬にはweb検索できるようになるそうです。

⇒キャッシュレス・消費者還元事業 事務局審査を通過した加盟店一覧

重要ポイント② 登録されているキャッシュレス決済じゃなければダメ。

レジでいつも現金払いをしている人は、これまでのように現金払いをしていたのでは還元の恩恵を受けることはできません。

支払いはキャッシュレス決済であることが条件です。

キャッシュレス・消費者還元事業に登録されている決済手段は公式サイトに記載されています。

⇒登録されている消費者向けサービスを探す

具体例を挙げると・・・。

クレジットカードは公式サイトのリストに載っているものでなければ対象外です。

楽天カードを使っている人は検索してヒットするので大丈夫。

国内のクレジットカードで対象外になるものはないと思いますが・・・。

電子マネーの場合も、ほとんどのものが対象になっていると思われます。

QRコード決済もほぼ対象内です。

少なくとも、自分が普段使っているキャッシュレス決済が対象に入っているかどうかを確認しておくことは必要です。

普段キャッシュレス決済を使わない人は、何か選んで使えるようにしておいたほうがいいでしょう。

重要ポイント③ 還元方法は決済方法によって違ってくる。

ひとくちに2%・5%還元といっても、その還元の仕方はいろいろです。

大きく分けて次の4通りがあることをまず頭の片隅に入れておきましょう。

  • 1.ポイントとして付与する方法での還元
  • 2.引き落としの時に相殺する方法での還元
  • 3.口座に相当額を入金することでの還元
  • 4.清算時に即時還元(値引き)

順に見ていきましょう。

1.ポイントとして付与する方法での還元

1のポイント付与は、電子マネーが該当します。

たとえばSuicaで支払った場合、決済金額の2%または5%に相当するJREポイントが、決済の翌月上旬頃に1ヶ月分まとめて還元されます。

ICOCAは1ヵ月ごとに集計された店舗ごとの利用額に対して2%または5%のICOCAを3ヶ月ごとにまとめて還元。

PASMOは3ヶ月ごとに集計され、メールによる指示で自分で手続き。

nanacoはnanacoポイントが決済の翌月15日にまとめて還元。

楽天Edyは相当分のEdyを決済日から30日後を目安に還元。

KyashはKyashポイントが売上確定のタイミングで都度還元。

WAONは当月1日~末日までの利用分を翌月20日頃に、”消費者還元WAON”として還元。

上記のように電子マネーごとに違いがあるので注意が必要です。

2.引落しの時に相殺する方法での還元

2の引落し相殺はクレジットカードが該当します。

ほとんどのクレジットカードが引落しの際に請求額から減額するかたちで還元されます。

3.口座に相当額を入金することでの還元

口座還元は銀行口座と直結しているデビットカードが該当します。

カードに紐付けられている銀行口座へ入金されるかたちでの還元になります。

4.清算時に即時還元(値引き)

4の値引きは最もわかりやすいかたちの還元です。清算の際に2%もしくは5%分が割引されます。

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンミニストップはレジで決済した時点で2%値引きすると発表しています。

ネット通販ではAmazonが即時還元を発表。加盟店の通販業者からAmazonを通じて物品を購入した場合、即時に5%値引きされます。

重要ポイント④ 還元額上限は1ヶ月15,000円相当まで。

最後にもうひとつ重要な点として、1ヶ月あたりの還元額の上限が15,000円であるということを知っておかなければなりません。

100万円使ったら5%分の5万円が還元されるわけではなく、最大還元額は15,000円まで。30万円より上はいくら買い物をしても15,000円相当の還元しかないということです。

なお、例外としてKyashだけは還元上限が50,000円に設定されています。

まとめ:わかりにくければ絞ればいい

以上、キャッシュレス・消費者還元事業の実施期間である2020年6月までの間にお得に買い物ができるようにするための重要ポイントについてのまとめでした。

重要ポイントは一見複雑に見えますが、個人がいろいろな決済方法をいくつも併用することはほぼないと思いますから、自分にとって使いやすい決済方法と、普段よく使うお店を絞り込んで利用することで、余計な混乱を招かずにすむと思います。

複雑だからと敬遠していても、どのみち還元事業は始まってしまいます。どうせならお得にいきたいですよね。

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